LEGAL / SECURITY / DX

条文と権限のレベルまで、
一緒に詰めます。

法務・情報システム・DX推進部門の方向けに、データの取り扱い・セキュリティ対策・導入の進め方をまとめました。大手企業の法務ご担当と、契約条項・アクセス権限・運用フローのレベルまで詰めてきた内容です。同じ深さでご説明します。

データ取り扱いの全体像

貴社契約書・重説などをアップロード
TLS暗号化 ↓
AI Cro'style(貴社専用区画)読み取り・チェック・書類作成原本は24時間で自動削除/AI学習に不使用
API(貴社側から取得) ↓
貴社システム解析結果の取り込み(当社からはアクセスしません)
監査ログ常時記録東京リージョン基本外部ベンダー脆弱性診断 実施

Data Handling

データは「預かりすぎない」設計です。

書類を保管するサービスではありません。読み取り・チェックが済んだら、原本は持ち続けない——それが情報管理のいちばんの対策だと考えています。

貴社 契約書・重説などを
アップロード
TLS暗号化 →
AI Cro'style(貴社専用区画) 読み取り・チェック・書類作成
原本は24時間で自動削除
API ←
貴社システム 解析結果を貴社側から取得
(当社からはアクセスしません)
原本は24時間で自動削除

アップロードいただいた書類の原本は、24時間で自動削除します。解析結果も7日間で自動削除(運用に合わせて調整可)。

貴社専用の区画に分離

データは貴社専用のワークスペースに論理的に分離して保管し、他社のデータと混在しません。

AIの学習に使いません

お預かりしたデータをAIモデルの学習に使わないことを、契約で明文化します。品質改善は統計的な品質管理と合成データで行います。

保管は東京リージョン基本

データの保管は東京リージョンを基本とし、一部のAI基盤で海外を利用する場合は事前にご説明します。

Access Policy

当社のアクセスは、3区分で管理します。

「ベンダーは自分たちのデータを見られるのか」——法務・情シスの方から必ずいただくご質問です。答えを曖昧にせず、区分ごとに定義しています。

常時個人情報を含まない運用データ

稼働監視・障害検知・利用量の管理、規程設定の代行のために必要最小限の範囲でアクセスします。個人情報は含みません。

原則なし書類原本・解析結果

個人情報を含む書類原本と解析結果には、原則としてアクセスしません。専用環境では管理者権限からも参照できない遮断構成をご提供できます。

例外障害対応など、やむを得ない場合

事前に貴社指定のご担当者へ報告のうえ(緊急時は事後速やかに報告)、必要最小限の範囲・期間で実施。アクセスログは常時記録し、ご要請があれば提供します。

Security

対策は「やっている」と言うだけでなく、
第三者の目を通します。

外部ベンダーによる脆弱性診断

外部の専門ベンダーによる脆弱性診断(Webアプリケーション診断・プラットフォーム診断)を実施。緊急度の高い指摘は速報のうえ、報告書を納品します。開示範囲は契約で取り決めます。

暗号化とアクセス制御

すべての通信をTLSで暗号化。ログイン認証・APIキー認証によるアクセス制御を行い、操作は監査ログに記録します。

IP制限・MFA・SSO

専用環境ではIPアドレス制限を標準対応。多要素認証(MFA)・SSO(IdP連携)もオプションでご提供します。

専用サーバーという選択肢

共用クラウド(論理分離)に加え、貴社IPアドレスのみ接続できる専用サーバーの構築もご用意。要件の変化に応じた将来の移行も可能です。

ISMS認証

ISMS認証の取得を計画的に進めています。認証取得前でも、上記の対策と診断結果で実態をご説明できます。

国土交通省 実証事業に選定

国土交通省「不動産分野におけるAI活用に関する実証事業」のサービス提供事業者に選定。個人情報保護法に準拠した運用を行っています。

Integration

既存システムとの連携は、
「壊せない権限」から設計します。

kintoneなどの基幹システムと連携する場合も、渡していただく権限は最小限。「AIが誤ってデータを消す・書き換える」が構造的に起きない形にします。

最小権限のAPIキー

連携キーはアプリ単位・操作単位で発行(例: 閲覧のみ/必要な追加のみ)。削除・設定変更は構造的に不可。発行と失効の主導権は貴社にあります。

接続元の限定

接続元は当社専用サーバーの固定IPに限定し、API利用は監査ログに記録します。

一方通行の更新

更新は対象範囲のみ・一方通行。本番接続の前にテスト環境で受け入れテストを実施し、エラー検知・復旧手順と処理フロー図を要件定義に明記します。

連携しない選択肢

「読み取り専用」や「連携なし(書類PDFの手動アップロード)」の代替方式もご用意。段階的に進められます。

Onboarding

DX推進ご担当向け: 導入はこの順番で進みます。

現場・法務・情シスそれぞれの確認ポイントを、フェーズごとに先回りして用意します。貴社側の作業は最小限です。

1ヒアリング

書類・規程・件数を拝見し、対象業務と効果の目安を確認。法務・情シスからのご質問には本ページの深さでその場で回答します。

2テスト環境で検証

貴社の実書類で読み取り・チェック精度を確認。連携がある場合はテスト環境で受け入れテストを実施します。

3要件定義・契約

処理フロー図・エラー時の復旧手順・ログ保持期間・データ取り扱い条項を文書化。法務ご担当と条文レベルで詰めます。

4本番稼働・伴走

規程やひな型のチューニングは当社側で実施。運用開始後も精度と運用フローの改善を伴走します。

Q&A

法務・コンプライアンス部門から、
よくいただくご質問。

私たちの個人情報に、御社(AI Cro'style側)はアクセスしますか?

通常運用ではアクセスしません。貴社専用の区画にデータを分離し、当社側からのアクセスを遮断、すべての操作を監査ログに記録します。保守や不具合の再現で必要な場合も、事前同意・記録のもとで最小限に限定します。個人情報保護法のクラウドサービス例外を満たす構成をご提案でき、条項レベルで法務ご担当と詰めます。

既存システム(kintone等)との連携で、APIキーやログイン権限を渡すのが不安です。

最小権限で設計します。連携キーはアプリ単位・操作単位で発行でき(例:閲覧のみ/必要な追加のみ、削除・設定変更は構造的に不可)、発行と失効の主導権は貴社側にあります。接続元は当社専用サーバーの固定IPに限定し、API利用は監査ログに記録。ご要望に応じて「読み取り専用」や「連携なし(依頼書PDFの手動アップロード)」の代替方式もご用意します。

AIが誤って、データを一括削除・書き換えしてしまわないか心配です。

削除・設定変更ができない権限に絞り、更新は対象範囲のみ・一方通行で行います。本番接続の前にテスト環境で受け入れテストを実施し、エラー検知・復旧手順と処理フロー図(読取元→更新先)を要件定義に明記します。「意図しない書き換え」が構造的に起きない設計です。

データはどこに保管されますか(リージョン)。ログの保持期間は?

保管は東京リージョンを基本とし、一部のAI基盤で海外を利用する場合は事前にご説明します。ログは用途ごとに保持期間を定義(動作ログ・解析データ・監査ログでそれぞれ設定)し、契約に明記します。

IP制限や多要素認証(MFA / SSO)に対応していますか。

専用環境ではIPアドレス制限を標準で対応し、MFA・SSO(IdP連携)もオプションでご提供します。専用サーバーの固定IPのみ接続を許可する運用が可能です。

セキュリティ認証(ISMS等)や、第三者による脆弱性診断はありますか。

外部の専門ベンダーによる脆弱性診断(Webアプリケーション診断・プラットフォーム診断)を実施し、緊急度の高い指摘は速報のうえ報告書を納品します。ISMS認証の取得も計画的に進めています。診断結果の開示範囲も契約で取り決めます。

契約書に「個人情報を取り扱わない」と明記できますか。保守時の扱いは?

貴社の要件に合わせて条項を調整します。通常時はアクセスしない前提を明記しつつ、保守・不具合再現時は「相当措置(同意・記録・最小限のアクセス)」で対応する形など、法務ご担当と条文レベルで詰めた実績があります。

AIの判定に誤りがあると、運用に乗せられません。精度はどう担保しますか。

「誤りを黙って通さない」設計です。すべての値に信頼度を付与し、確信の低いものは自動で「要確認」に振り分けます(セーフサイド制御)。原文の該当箇所へワンクリックで飛べる根拠表示で、人が最終確認できるため、判定を全面的にAIへ委ねる必要はありません。

当社のデータが、AIの学習に使われることはありませんか。

ありません。お客様のデータをAIモデルの学習に使わないことを、契約で明文化しています。品質改善は統計的な品質管理と合成データで行います。

稟議に使える説明資料も、
ご用意します。

データ取り扱い説明書・セキュリティ対策一覧など、社内検討・稟議にそのまま使える資料をお渡しできます。法務・情報システム部門を交えたご相談も歓迎です。